2010年新卒採用向け5つの質問
2010年度新卒入社羽生真理子

1.あなたのご両親が健在なら、あなたのご祖父母様についての印象を聞いて、考えてほしい。

母親は、子供の頃に両親を亡くしております。母は戦後間もなくの生まれで、7人兄弟の末っ子ということもあり、父は、つまり私の祖父にあたる人物は、海軍の人間だったと聞いております。その当時の写真を見せてもらったこともあります。母親の母親、つまり私の祖母は、戦時中、夫不在のさなか7人もの子供を育てた、専業主婦と呼ぶにはあまりに過酷な生涯だったようです。
祖母は母親が7歳のときに、祖父は11歳のときには亡くなったようで、特に親としての印象はないと、私自身幼い頃に聞かされた記憶があります。
その後母は、20歳あまり歳の離れた兄・姉に育てられ、就職の面倒まで見てもらったと申しておりました。(そして2010年度の課題に繋がります)
一方父は、自身が50代半ばを迎えるまで両親とも健在であり、同居をしておりました。祖父は長野の農家の出自でしたが、出征のため戦地へ赴き、戦後は東京でメーカーに勤務し、その頃に疎開中だった家族を長野から呼び寄せたと聞いております。父は戦前の生まれです。父は両親の姿から、あくまで「男は働き、戦い、家庭を守るものである」と認識し、「女は家庭を維持するもの」として語っておりましたが、それを大人になった今聞くと、私の両親像(つまりこの父親本人に対して)を思い返し、違和感を覚えます。
それは、私の家では両親とも定年まで(定年を過ぎても)フルタイム労働者として勤め抜き、年齢的に、母が働き、父が家事をこなす記憶の方が鮮明であるからです。
とはいえ、祖父母含め皆に共通しているのは、各々が自分の務めを果たすことで得ていたものは、家庭の安寧であるということです。常に最優先すべき事項は彼らにとって、家族であったということです。
それに加え、特に私の母からは、「いかに子供に不自由させずに生活するか、高学歴、高収入を実現させてやるか」つまりあらゆる意味で高水準を維持する点に腐心していたという印象が強く、現在の私の仕事・人生観に繋がるものを感じております。


2.同じくご両親に、あなたの名前の由来を聞いて考えてほしい。

現在改めて確認の意味で聞いてみましたところ、あまり覚えていないようでしたので、子供の頃、学校の課題で同じことを聞いたときのうろ覚えな記憶にはよりますが、「真理の子で真理子。真理の確立したまっすぐな子になるように」とのことでした。
真理の意味を調べますと、「変わることのない正しい物事の筋道。真実の道理。」とあります。
正直、頑固過ぎる点がなかなかに持て余す弱点である気は致しますが、一度決めたことをやり抜くという根気や、周囲に対して真っ直ぐ真剣であるという点は、謙遜せずに胸を張れる立派な財産であることが思われ、両親のいちばん最初の愛情、そしてその後の変わらない愛情を持った教育には、感謝の一言しか思い当りません。

3.同じくご両親に、あなたの誕生から現在まで、ご両親があなたの為に養育費として何にいくら支払われたかを聞いて考えてほしい。
※現在とは、社会に出るまでと解釈して回答させていただきました。

【一般教育費】
・私立保育園(0~6歳))…およそ400万円
両親共働きのため、早朝・夜半の延長保育や保育園のシッター制度も頻繁に使用しており、もっとかかったのではないかとのことでした

・公立小学校(7~12歳)…およそ200万円
学費や入学料といったものは不要でも、教材費、学校指定の用品(お道具箱・上履き・体操着・ランドセル・帽子・習字セットなど)を揃え、給食費を毎月5,000円程度支払い、遠足や修学旅行などの

・私立中学校・高校(中高一貫校)(13~18歳)…およそ900万円
受験料・入学金学費だけでも100万単位、その後隅々まで指定の制服や身の回り品まで揃え、かつ毎月学割を加味して毎月8,000円程度の通学費用を支払っていたことを考えると、年間120、30万では下らないというのは当時から聞かされておりました。実際改めて聞くと、このくらいはかかったとのことでした。

・私立大学(19~22歳)…およそ700万円
大学に入学してからは、身の回りの細かい学習品は自費で賄っていたとはいえ、私立でしたので文系でも年間平均100万円以上はかかっておりました。

【その他】
・習い事
ピアノ(4~12歳)…およそ100万円(ピアノ購入料含む)
中学受験用学習塾(10~12歳)…およそ200万円(通塾費含む)
予備校(18歳)…およそ70万円
受験料(実際に通わなかった中学・大学分)…およそ50万程度

合計約2,620万円

両親は、特に母親は、自身の学歴による社会生活での苦労を鑑み、子供の教育には非常に熱心な人間であったたため、「いい学校に行き、いい会社に就職する」ということに関しては、金銭を惜しまない人でした。その点においては幸い、晩婚であったこともあり、特に生活を切り詰めなくとも教育資金に苦心していた記憶はございません。
しかしこの数字を見ると、それなりに裕福な生活を維持しながらこれだけの養育費を、しかも兄も含めて2名分も捻出するためには(更に兄は私立理系大学であったことに加え、専門学校にも通っておりました)、血の滲むような努力があったに違いありません。統計と比較してみても、自分の養育費に驚かされると共に、感謝をするという以上に、これからの人生をどう生きれば報いることができるのかと、改めて気を引き締めざるを得ません。

4.額面初任給230,000円(各種保険・税引き後、手取り195,680円)で、2012年4月25日~2013年4月24日迄1年間、あなたが社会人として毎月何に使い、過ごすのかを決めてほしい。
※実績を回答させていただきます

月単位
・実家納入金…9万円
・携帯代…約2万円~3万円
・外食費…約3万円
・貯金…最低1万円
・趣味(鑑賞・周囲品購入)…約2万円
・書籍代…約1万円
・洋服・美容代…約1万円

後者3件は、月によって変動があったとはいえ、特に鑑賞や書籍など、「見る・知る」ことに関しては、新卒当時から投資を惜しまないようにしておりました。
震災後は厳しい時期もございましたが、それでも実家への納入金額を減額することはなく賄いました。
昇給後は、洋服など「自分がどう見えるか」に大変気を配るようになりました。ただ考えてみると新卒当時から、奮発して購入するのは、洋服も含めて仕事に関連する物品だったように思います。

5.今、あなたが理想とする将来の家族構成を考えてほしい。もちろん、一生一人でも構いません。

これは、新卒当時と変わったかもしれません。
私は、自分が育った環境そのままの家庭が理想です。父と母(自分)、子供は男女1名ずつ、計4人家族での構成です。出産可能であれば何歳までに、とは思いませんが、両親が高齢ですので、両親のためにも生まれてくる子供のためにも、一人目は早めに、とは考えております。そのために、いち早く社会で生き抜く力を身に付けるべく、エス・ピー広告を選択させていただきました。
子供の教育には、同じ道を歩ませたいとまでは言わずとも選択の自由は与えてあげたいと思いますので、その分教育資金も潤沢に確保しておきたいと思いますし、また私の母は常勤でありながら家事、特に料理にも全く手を抜かない人間でしたので、私もそのように育児を全うしたいと考えております。
そのためにも、効率的に高収入を達成しなければと考えております。


6.あなたが80歳まで生きたとして、あなたが望む生活で生涯必要とするお金はいくらなのか、それをエス・ピー広告で達成できるのか、その為にあなたが何をすべきかを考えてほしい。

この質問は、私の年度にもございました。
当時私は、1億2,000万円と回答しましたが、金額は訂正させていただきます。
現在の私は、2億円とさせていただきます。
ただしこの金額には、途中から配偶者との家族生活を現実的に想定したものも含まれ、養育費等やマイホームの購入資金等も綿密に含まれております(ただし私の責務範囲における金額想定となっております)。そうすると、30歳前後での結婚を想定し、夫婦で定年まで就労するとして、2名での年収合計が、平均1,000万円以上であることが理想です。
ここから先は、自分が描く理想、得たいものに関して、当時記述した内容に関しては相違ございませんが、エス・ピー広告において子を持ちながら女性が働くということの現実性、その際の収入を考えると、相手の年収は600~700万円程度必要になると考えられ、また私自身、単なるキャリアアップ以上の点に気を配らなければなりません。産休、仕事復帰、その後の子育てを顧みた上での、自己就労。
死ぬまで働きたい私にとって、社会・仕事への考え方が非常に一致しているエス・ピー広告での就労はこの上ない幸せですが、いかに自分の望む人生へと導いていくかという点を、今後更に検討し、実践して参ります。